男性型脱毛症治療のタイプ「エステ・サロンタイプ」「美容整形クリニックタイプ」「AGA治療専門タイプ」それぞれの治療内容の差を比較

成人男性にたびたび見られる、髪が薄くなる症状を「男性型脱毛症(AGA)」、その主な原因物質は「ジヒドロテストステロン(DHT)」であり、これが毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体と結び付くことで、ヘアサイクルが乱れ、毛髪の成長が止まり、髪が太く長くなる前に抜けることで、細く短い毛が多くなって薄毛が目立ってしまうのです。
男性型脱毛症は進行性で、且つ20~69歳の成人男性の3分の1に見られる症状でありながら、実際になんらかのケアを行ったことがあるという人は、その半数にも満たないと言われておりますが、放っておくと年々髪の毛は減ってしまうので専門機関に相談し、早めのケアを始めることが大切です。
とはいえ、治療といっても様々なタイプがある上に男性型脱毛症の治療には保険が適用されませんので(ただし、精神的な理由やほかの病気などが原因による脱毛と税務職員に認められた場合は例外として、医療費控除を使うことができます)自分に合った治療法を知るために、それぞれの治療内容の差、費用の差を比べてみましょう!

 

 

まずひとつ目のタイプとして挙げられる「エステ・サロンタイプ」ですが、多くの男性が薄毛に悩んでいることから、その悩みに応えるために多くのエステやサロンが男性型脱毛症の治療に着手し始めています。このタイプの特徴は、頭皮の血行促進のためのマッサージやヘッドスパをていねいに行ってくれると言う点ですが、これらはあくまで育毛促進のための頭皮ケアであり、医療機関の様な発毛につながる専門的な治療ではないことに注意しなければいけません。また、費用は数十万円するものがほとんどであり、それに加えて数万円単位のサロンオリジナルのシャンプーの購入も促される可能性もあるので、あくまで初期の段階での薄毛予防のケアのための場所、と考えた方が良いでしょう。
次に「美容整形クリニックタイプ」ですが、こちらは血液検査やDNA遺伝子検査等を行い、それぞれの患者に合わせた治療法を組んでくれることが特徴で、さらに、ほとんどの場合が完全予約制なので、じっくり話を聞いてもらえるところに安心感があります。費用はピンからキリで、初診代はこうした検査代も含めて、1万円台で済むところもあれば、4万円近くかかるところもあり、このほか「プロペシア」という内服薬を処方されるケースが多いのですが、これは保険が適用されないこともあり、1錠当たり200円以上(月7000円~8000円)かかります。
(ただし、人によっては処方される量が倍近く違ったり、1年後あたりから減薬を行うケースもあるのでこちらも様々です)
その後の通院費用に関しては、薬代を除いた治療費が1カ月数千円台のクリニックもあれば、2万円以上かかるクリニックもあり、こちらもピンからキリとなりますが、いずれにしても安い費用ではないので自分にあったクリニックを見つけることが重要になります。
三つ目になる「AGA治療専門タイプ」ですが、これまでと大きく違うのは男性型脱毛症治療の専門医師の在籍により、具体的なアドバイスが聞ける点です。また、「美容整形クリニックタイプ」ではプロペシアをはじめとした単剤処方がほとんどですが、「AGA治療専門タイプ」では、こまめな経過検診や検査を行うことで、患者の頭部の状況に応じて処方薬を組み合わせくれます。さらに、「美容整形クリニックタイプ」と決定的に違うのは、「美容整形クリニックタイプ」は様々な検査を行いながらも男性型脱毛症の進行遅延、現状維持が限界であることに対し、「AGA治療専門タイプ」は発毛促進までサポートしてくれる点です。
これまでのタイプと比較すると通院する頻度が高いことや、費用がやや高く、1カ月で2万円~3万円ほどかかることが難点ですが、その分どのタイプよりも臨床数が圧倒的に多く、数多くの成功実績を持っているので安心感と信頼感を持って治療に臨むことができます。

 

 

「エステ・サロンタイプ 」、「美容整形クリニックタイプ」、「AGA治療専門タイプ」、それぞれのタイプの紹介をしましたが、治療や費用相場の違いは分かりましたか?抜け毛により見た目が変わると気持ちにも変化が起こり、中には深刻に悩む方もいますが、AGAなどの薄毛治療を受ける人は年々増加傾向にあり、またその多くが治療に成功しています。早ければ早いほど、効果が出ますので気になる方はさっそく、治療を始めてみましょう!

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