プロペシアの効果は男性ホルモンのテストステロンをジヒドロテストステロンへ変化させない5α還元酵素阻害をすること

男性型脱毛症は薄毛の原因となる男性ホルモンのテストステロンが5α-リダクターゼという酵素によってジヒドロテストステロンというホルモンに変わってしまうことが原因で、こうなってしまうと毛母細胞の働きが抑えられてしまい、毛の成長が妨げられてしまうのです。男性型脱毛症治療に使われるプロペシアの効果はこのジヒドロテストステロンがテストステロンから変化するのを防ぐ5α還元酵素阻害することにあり、日本で初めて発売されたのは2005年12月14日のことで、プロペシアは医療用医薬品ですから薬局などでは気軽に購入することができず、薄毛治療のクリニックなどで医師から処方してもらう必要がありますが、この薬を使った治療については健康保険の適用外となりますので全て自己負担になります。

 

 

プロペシアの副作用については服用している人の約2%ほどに精力減退や精子の減少、勃起不全などの性的な機能の低下が見られていますが、ほとんどの方はこの副作用を感じることがあまりなく、もし副作用があらわれたとしても服用を中止することで性機能は元通りになりますので心配はそこまでしなくても大丈夫といわれています。しかし女性の使用に関しては禁止されていて、理由としてはもし女性の体内にプロペシアの成分が吸収されてしまい、さらに妊娠中ですと体内の胎児が成長する段階で性器の異常が出てしまうことがあるからです。ですから服用はもちろん男性のみですが、女性がいる家庭や小さなお子さんがいる家庭ではプロペシアをカットして利用する時などはその粉に触れないように気をつけておく必要がありますので覚えておき、またプロペシアは商品名で一般名はフィナステリドという名前になっていますから、そう書かれているものを利用する時にも気をつけておく必要があります。

 

 

薄毛の治療は今日明日で完了するものではなく、数か月から1年は最低でも見ておかなければいけませんし、髪が改善されてふさふさになったとしても薬をやめてしまうとまた毛が抜けて元に戻ってしまう確率が非常に高いのでずっと服用を続けるか他の治療を定期的に続けていく必要があります。そのために考えてしまうのが治療にかかる費用で、先ほども述べましたように薄毛治療の費用は全額自己負担になるのでまともに買っているとかなりの費用が出ていってしまうことが予想できるため、ジェネリク医薬品を購入するという方法もあります。

 

 

フィナステリドよりも低価格でしかも効果が逆に高いと期待されている成分がデュタステリドというもので、こちらはもともとは男性の前立腺肥大の治療薬として作られたもので、使用しているうちに患者の脱毛が止まったという副作用が見られたことによって薄毛対策にも利用できるのではないかと考えられ、現在のようにAGA治療の内服薬として利用する人が出てきたのです。ただフィナステリドよりもデュタステリドのほうが副作用が出た率が高く、服用者のうち10.9%に出ていることがわかっており、主な症状は勃起不全、乳頭痛、乳房痛、女性化乳房、性欲減退などです。このようなことからデュ足すテリドを薄毛治療薬として使っている韓国でもフィナステリドを一定期間服用してもどうしても薄毛改善の効果が見られなかった時にはじめてデュタステリドの処方をするという治療になることが多いです。

 

 

どうしてもデュタステリドを服用したいという場合は個人輸入での購入となりますが、個人輸入はほとんどの場合個人輸入代行業者を通しての購入となるので偽物を購入させられないように信頼できる業者を探す必要があり、信頼できない業者に依頼してしまうとひどい時には無事に届いたけれど中身が全く違うものだったり箱がぐちゃぐちゃになっていたり、お金も支払っているのに届かないということさえありますから注意することが必要になります。個人輸入はあくまで自己責任になるということを考え、より効果を強く感じたいからと安易にプロペシアとデュタステリドの併用を気軽にするのは避けて服用によってどんな症状が出てしまうかということについてもしっかりと頭に入れた上で行動するようにしなくてはいけませんし、もしどこかのクリニックに通いつつ、そこで処方されている薬以外のものを服用したいと思うのであればまずは担当している医師に相談して確認してみることも大切です。しかし薄毛は諦める必要はなく、十分に改善できる可能性があるものであることは確かです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です